Satellite School MINANOHA@文京 かおちゃんです。
新年度となり、子どももおとなも新しい環境になり、ザワザワしているはずなのに…。
MINANOHA は、4月に入り、なんだか時の流れがゆっくりとしているなぁ。と感じています。
年度末に植えたラディッシュ(和名:二十日大根)がすくすく育ち、ついに、収穫をする事ができました。『うんとこしょー、どっこいっしょー。』と、抜くのが楽しい子ども達。少し辛味がありおとな味なので、収穫したラディッシュはおとな達が美味しくいただいています。
ラディッシュを育てながら、間引き(芽を間引く作業)をする時、私は少し罪悪感を感じていました。そこで、間引いた芽を別の場所に植えなおしてみたのです。しかし、翌日にはしおれてしまいした…。「やっぱり一度抜いてしまったら難しいのかな…。」と、少し悲しい気持ちに。でも、しおれてしまった芽をまた抜く気持ちにはなれず、そのまま見守ることにしました。
それから、1週間。よーく見るとしおれたはずの場所から、緑色がチラッと見えました!『もしかして??』と思いさらに見守り続けると日に日に成長し、食べられるくらいの大きさになりました。
私から、見えない土の中で、一度抜かれた根っこを再び伸ばしていたんだなぁ。と、とても嬉しい気持ちになりました。それ以降、間引いては新しく植えなおす事が楽しくなっています。
今、目に見えている、目の前の子ども達の日々の姿はもちろん大切ですが、目に見えない姿も大切にしていこうと改めて感じました。
今年度もMINANOHAは、一人一人の子ども達に寄り添って、子ども達の好きなこと、やりたいことを一緒に楽しんでいきます。今年度もよろしくお願いします。
特定非営利活動法人アソビノマド代表理事 鰐渕遊太
Satellite School MINANOHA管理者 小谷香織