Satellite School MINANOHA@文京 かおちゃんです!
9月を過ぎると子どもたちの中から
『もうすぐハロウィンだよ。知ってる?』
『なんの仮装にしようかな?』というハロウィンへのワクワクが聞こえてきました。

MINANOHAでは、スタッフから、『ハロウィンパーティーをやるから来てね!』と子どもたちに声かけすることはありません。しかし、子どもたちと遊ぶことが大好きなので、子どもたちからのお誘いを受けてハロウィンパーティーを一緒に計画することにしました。
まずは、作戦会議からです。
何月何日、何時からにする?
だれを呼ぶ?
何をする?
仮装はする?
など。会議の内容は盛りだくさんです。
日時や、メンバーはすぐに決まりました。

一番最初に、『わにさん、よびたいなぁ。でも、いつもいないし、どうやって知らせようか?』と話していました。
きっと、『かおちゃん、電話して!』とか、『かおちゃん、メールして!』とか言われるのかな?と思っていたのですが、気がつくと、黙々と招待状作りが始まっていました。招待状のリストをふと見ると私の名前がなかったので、『かおちゃんは?招待してくれないの?』と聞くと『かおちゃんは、やる方!やる方!』と気が付けば主催側になっていました。
子どもたちに仲間に入れてもらったので、『何を準備したら良いの?』聞くと、『かおちゃんは、BINGOの準備と司会、あとは、くじ引きの商品作りかな〜。』と言われました。

まずは、プラ板でハロウィンのキーホルダー作り。何個作れば良いのかわからず、ひたすら作る私を見て、子どもたちが『かわいい!私も作りたい!』と集まってきました。一人の子が『色鉛筆の方が色がかわいい!』と作りながら気がついて教えてくれました。今まで、プラ板は、油性ペンやポスカで塗るもの!と思っていたのですが、その日から私は色鉛筆で色を塗っています。
なんとか、完成したので、自信満々に、作ったプラ板を見せると『これは、残念賞だね。』と言われました。思わず『え〜。ショック!頑張って作ったのに・・・。』と言うとその場にいた別の子が『私は、このキーホールダーが欲しいから残念賞狙うわ!』と言って私が作ったプラ板を眺めていました。その言葉になんだか私の心はふわっと軽くなりました。

次に、BINGOの数字書きです。『5✖️5のマスに1〜いくつまで書けばよい?』と聞くと、しばらく考えて『25までしかないとすぐにみんなBINGOになっちゃうよね?』と聞かれたので『たしかに!』となり、作戦会議の結果1〜50までの数字に決まりました。
数字を書きながら、どこまで書いたのかよくわからなくなってしまう私に、自然と近づいてきて『私は反対側の50から書くね!』と一緒に書き始めてくれました。『大変だから手伝って!』とか『一緒にやらない?』とか声をかけていなくても自然とはじまる姿がMINANOHAらしいなぁ。と感じました。

当日は、自分で作った仮装を身につけ、射的、BINGO、イントロクイズなど盛りだくさんでした。いつもより人数が多く賑やかな時間でしたが、安心安全な場所、人という環境ならば、いつもと同じ空気で過ごせるのだと感じました。


