Satellite School MINANOHA@文京 かおちゃんです。
毎日、酷暑が続いていますがMINANOHA@文京では、夏野菜の栽培と収穫を子どもたちと一緒に楽しんでいます。
「MINANOHA産の野菜を作ったら楽しいかも!」という子どもたちのつぶやきがきっかけとなり、まずは種を買いに行くところから始めました。種を選ぶ時も「トマトって、こんなに種類があるんだ!」とか「蒔く時期が決まってるんだね!」などさまざまな発見をしていました。
トマトの種を蒔いた時には、「何粒蒔くの?全部は入れすぎかな?土の深さは?」など、試行錯誤しながら楽しみました。最初は、トマトだけを栽培していたのですが、トマトの種を蒔いたプランターを見つけると、別の子が「前にきゅうりをたくさん育てたことあるんだよ!」とか「ピーマンも良いんじゃない?」という声が聞こえてきました。そんな、子どもたちからのリクエストをもとに今年は『トマト、きゅうり、オクラ、枝豆、ししとう、バジル、大葉』を育ててみることにしました。
去年は、発芽してもすぐにスズメに食べられてしまったり、暑さのため収穫までいかずに枯れてしまったり・・・。と、収穫までいきつかなかったので、今年度は鳥よけのネットをつけたり、水をあげる回数を増やしたりとスタッフも子どもたちと一緒に試行錯誤しています。
MINANOHAの子たちはそれぞれ来ている日数が様々なので、来るたびに大きくなっている野菜達をとても楽しみにしています。「きゅうり、できた?」、「こないだのは、だれが食べちゃったの?」、「あのきゅうりは、私が食べるから!」など、室内に入る前に野菜の成長をチェックしている子もいました。また、収穫をすることを楽しんでいる姿もあり、ハサミを持ちながら「どこを切ったらよいのだろう?」と考えている子もいました。
収穫した野菜の中でも、一番収穫できたのは、なんと!”ししとう”でした。これには、おとな達が大喜びでした。「生でも食べられるんじゃない?」という代表鰐渕の一言で私も食べてみましたが、辛味もなくとても美味しかったです。ししとうは、毎日10本以上も収穫できたのでMINANOHAで炒めて食べたり子どもたちに持って帰ってもらったりしました。
その次に、たくさん収穫できたのは、”バジル”です。あまりの成長速度に食べるのが追いつかないくらいでした。そのバジルを使い、バジル大好きな子とピザ作りをました。買ってきたピザ生地に、トマトケチャップをたっぷりと塗り、モッツァレラチーズ、とバジルをたくさんのせて「マルゲリータ」が完成しました。「こんなたくさんバジルをのせられるなんで幸せだ〜。」とつぶやいてとても嬉しそうでした。
子どもたちの「やってみたい!」から始まった野菜づくりも”あそび”であり、”まなび”であるなぁ。と感じています。今から、冬野菜は何を育ててみようかな?とみんなで話し合っています。
この夏、野菜も子どもたちもスタッフも、ぐんぐんと成長しています!!